雑感。

関西地区では6chのテレビ局で平日夜10時ごろに放送されている番組を見ていると、
この番組・・・と、この番組を制作している局は日本という国や、
日本の企業、日本の人、日本というものが嫌いなのではないかという錯覚に私は陥る。


番組の内容だけではなく、キャスターを務める人物がそういうしゃべり方をするのでさらに錯覚は助長される。
もしかすると、キャスターを務める人物は制作側の人間に「そういう」口調で喋るように言われているのかもしれないけれど。
制作側の人間も、「そういう」番組にするように上部の人間に言われているのかもしれないけれど。


今から10年以上前、世界的な自動車レースの番組の実況アナウンサーを務めていたキャスター氏の喋り。
そして、いつだったか忘れたのだけれども。
年に1回キャスター氏が行っていたトーキング何とかというイベント(今は中断しているらしい)を取材した番組を見て。
「何という喋りをする人なのだ!人は極めるとここまで喋ることができるのか」という畏怖、感動さえ覚えた私の思いは今では薄らいできている。


願わくば、「あの」キャスター氏をもう一度見たいのである。
「そういう」番組というフィルターを通すことなく。